ボーン・スプレマシー
ボーン・アイデンティティーの第２弾。なんでも３部作なんだそうで。
で、１もみずに２を試写会で見てきたんだけど、20点といった感じ。
みんながなあなあで映画を作ったらこんな感じなんじゃないかって
くらいに、なんだかテーマも勢いも感じられなかった。
マット・デイモンのアクションが売りなのかと思ってたけど、
そうでもないし、暗いキャラクターばかりだし、
ストーリーもよくわからなくって。これは小説は面白いけど、
アメリカで映画化しちゃいけない映画なのかもしれないね。
すべての登場人物の描写が足りない感じで、恋人も敵も
全然魅力的に写らないし、主人公はしゃべらないし、
どこを見ていいのか、誰に感情移入していいのかわかりません。
ひとついいことをあげるとすれば、誰かと見に行った帰り、
こういう映画の方が話が盛り上がるってこと。良い映画をみちゃうと
余韻で会話なんてなくなっちゃうものね。
100分くらいだし（２時間以上に感じるけど…）、
意外とデートにいいかもしれないよ。
