タカバシ式

いろいろなことをしていると云われるタカバシの昔のブログ…

 ウルトラマンマックス

先週から始まったウルトラマンマックス
原点回帰、リバイバル、な感じに聞いてました。
まあ、過去のウルトラマンの怪獣が、
というよりも昭和に人気のあった怪獣さんが
またまた出てくるということですね。
そもそも昭和のウルトラ兄弟シリーズは
ウルトラマンがM78星雲出身の家族で、
地球の隊員たちも家族のように同じ基地に
寝泊りして、あっけらかんとしているという、
テーマが家族、兄弟、そしてコメディって
感じの作品だったと認識してます。
で、平成に入ると、いろいろなことをリアルに
することが求められたのか、感じが
変わってしまったんだよね。
 
で、マックス。今日放送のマックスには
エレキングが登場。アイスラッガーでしっかりと
角を折られるというシーンもあり、
お約束はしっかりって感じだったかな。
隊員たちが同じ基地に寝泊りして、
夜中の召集に寝ぼけて登場という
昔のウルトラマンでもあったシチュエーションも
ありました。ただ、俳優たちが若いからか
どうしても安っぽくなっちゃってたのが残念。
今後の成長に期待します。

あと、ビックリしたのが、怪獣が出現した原因について
作中に教授が「人間の人口が増えすぎて、バランスを
とるために、人間の天敵である怪獣が出現した」と
言っているのに、ウルトラマンがやってきて
怪獣をやっつけてしまうところ。
この世界観はウルトラマンガイアに近いというか、
地球の意思みたいな考え方を説明しておいて
それをウルトラマンが壊す、という構図ですよね。
ってことは、地球対ウルトラマンみたいになって
しまうわけで、今後続けていくのに難しいのでは、
と思ってしまいます。まあ、有名な怪獣は
みんな宇宙からの侵略者だからいいのかもしれないけど。
 
今回ちょっと引っかかったのは、冒頭のシーンで
編集がうまくいっておらず、シーンが移ってから
俳優やオブジェクトが動き出すまでに
変な間があったこと。
(怪獣出現のアラームが鳴る前に隊員が揃って
モニター方向を向いていて、アラームが鳴った後の
俳優の挙動もおかしかった。)
この編集は金子監督によるものなんでしょうか。
明らかに違和感がありました。
こういう仕事をしてたら、もしくはゆるしているようでは
いい作品にはならないのではないか、と
一抹の不安を感じたエレキング登場の回でした。