それは青春！
この本には、というか、舞城王太郎の本には読み方が
あるんじゃないか、と考えさせられました。
この本は舞城ファンが好きな本であって、
決して誰にでも薦められるような本ではないよなぁ、って感じで。
僕は前回読んだ「世界は密室でできている。」の方が面白かった。
とはいえ、このすごく単純でストレートで勢いのある（青春!?）
舞城王太郎の小説はやっぱりなにかある、とも感じていて…
それだけに、このボリュームで終わってしまうのが、
もしくは、このテーマでこんなにページがあったのが…ちょっと残念でした。
単純に恋愛小説、ってカテゴライズはどうかと思うんだけど、
僕は恋愛小説がすごく苦手で、辟易な感じなのですが、
（というか、現実の恋愛の方が何百倍もドラマチックで
面白いし気持ちいいし、読まね〜よ、みたいな）
この本はもっと読みたいと思ったことも事実！
これくらいがちょうどいいのかなぁ…。
