タカバシ式

いろいろなことをしていると云われるタカバシの昔のブログ…

 阿修羅城の瞳

今まで観た舞台の中でもっとも好きな作品、
それが劇団☆新感線の「阿修羅城の瞳」。
その映画版とあって、期待をまったくせずに行ってきました。
 
終わった後の感想としては
「思ったほど悪くなかったけど、別に良くもなかった」
「そうか、阿修羅はインドか」という感じ。
映画版の方がよかったところを探しても見当たらず。
舞台版で印象的だったセリフがいろいろと
ちりばめられているので、そのセリフだけで
満足してしまう感じだったりもして。
ともすれば、この映画。セリフありきで
脚本を書いたんじゃないかってくらいセリフが勝っていました。
音楽も役者の舞台っぽい演技とミスマッチで、正直邪魔だった。
正直、このサントラはいらないでしょう。映画観た後で
買う人はいるんだろうか…。
カメラのカット割り、編集も時々ひっかかり…
役者の変なアップが多かった。それから後半の戦いのシーン。
なんか可笑しい、笑える、と思ったら、これグリーンデスティニー!?
この作品はそんなんしなくても良いのに。安っぽいCGも満載で…
傷を舐める時の音もいらないよ。安っぽいエロさが出てますよ!
 
帰ったら、DVDの舞台版「阿修羅城の瞳」を観ようと思ったよ。
てか、カット割りとか映像とか、舞台版DVDのほうが
いいってどういうことよ!?

染五郎 僕は好きです、染五郎の病葉出門。
宮沢りえ なんてか、年取ったね。イメージとギャップが…
渡部篤郎 こんな役多いね。原作とキャラが違う感じ、渡部っぽいの。
・城戸裕次 最初に斬られてた鬼。タイムブルー久しぶり!
 
ま、でも、「阿修羅…」のファンだったら
劇場で見てみてもいいかな、と思うくらいではありました。
やっぱりあのセリフにはしびれてしまうのです。
 
↓これがオススメ。是非に!
asin:B0009J96AC:title