タカバシ式

いろいろなことをしていると云われるタカバシの昔のブログ…

 泣くということに関して思ったこと

「象の背中」という歌だとか、10年前に流行った
「いつでも会える」って絵本だとか…。
“泣ける”みたいなメディアへの露出があって、
それで“泣きたい”人が目にして泣くでしょ?
制作者の純粋な意図はわからないけど、
メディアに出るに当たって、なにか論理的に
泣かせることを考えて作られているようで、
しかもそれがちゃんと「泣ける」って広まる…
なんか、心にモヤモヤしたものが残るんだよなぁ。
なんだろう、最大公約数で泣かせようとする
あざとい感じが嫌なのかなぁ…。
それで泣いちゃう人が嫌なのかなぁ。
涙に値段は無いんだけど、すごくリーズナブルというか、
ジャンクな涙のような気がするというか…。
(あぁ、でも、「泣き女」という職業もあって、
大げさに泣くことで涙を誘ったり、
雰囲気を作ったりってこともあったんだよなぁ。)
 
あと、「象の背中」とかさ聞いて泣く人ってのは、
なんで泣くんだろうか。感情としては何だろう。
泣く時の感情って、嬉しい、悲しい、悔しい、淋しいに
分類されるかなぁ、と思うんだけど、
悲しいと淋しいの複合を感情移入で
やってる感じなのかなぁ。う〜ん。
 
で、調べてみると、人間が泣くのはストレス発散なんだとか。
とすると、“泣きたい”という欲求があって、
それがエンターテイメントになるのはわかる。
 
てことはだ…。泣く側からすると、
▼感情移入を楽しむ
▼涙を流してストレス発散
ということで、楽しんでストレス発散ができるのかな。
 
で、泣かせる側も明るく「泣かせるぜ〜!」とか
言っても説得力ないから、それっぽいPRをする、と。
そういうことなのかしら?